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眠気と病気
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群は略して「SAS」とも呼ばれます。睡眠中に呼吸が何度も止まる、もしくは呼吸回数が極端に少なくなる病気です。そのため眠りが妨げられ、本人は寝ているつもりでも睡眠不足になり、昼間に強烈な眠気や疲労感が出ます。国内には約100万人の患者がいると言われています。
睡眠時無呼吸症候群の原因は、肥大した扁桃腺や喉についた脂肪のために、空気の通り道である気道が塞がれることが多く、これを「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」と言います。患者は、肥満体質で高血圧の50?70歳男性が多いとされています。特殊な例では、脳や神経の異常によって呼吸が止まってしまう場合もあり、これは「中枢性睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれます。
睡眠中に症状が現れるので自覚しづらいですが、目安としては激しいいびきがあります。仰向けで寝ると喉が圧迫されるため、いびきはより大きくなり、途中で「ぐっ」というような窒息音も混じります。そして体は呼吸しようと強ばるので、寝返りが多くなります。
同室で寝ている人に、こうした状態がないかどうか観察してもらいでしょう。自分がいびきをかいているかどうかは、起きた時に口中や喉が乾燥しているかどうかでわかります。 また無呼吸が続くと脳内が酸素不足になり、血中の二酸化炭素濃度が高くなるので、目覚めた時に頭痛が起こります。毎朝頭痛があり、起きて1時間程度で治まるようであれば、睡眠時無呼吸症候群かもしれません。
睡眠時無呼吸症候は、放置すると命に関わることもあります。症状が疑われる場合は、自己判断でなく、必ず睡眠障害の専門医を受診しましょう。現在は効果的な治療法が数多く考案されています。
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