眠気対策ナビ
眠気の基礎知識
睡眠ホルモン
大脳が長時間活動すると、脳内で神経伝達物質やホルモンが分解されて「睡眠物質」というものに変わります。睡眠物質が蓄積されてくると人は眠気を感じ、睡眠をとると睡眠物質が無くなり、脳の疲労が解消されて再び活発に動くようになります。
この睡眠物質は、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌を促します。メラトニンは脈拍や体温、血圧を低下させることによって、自然な眠りを誘う働きをします。メラトニンは網膜が受ける光の量によって分泌量が調整されます。
目に入る光の量が減るとメラトニンの分泌量が増え、それによって体は、周囲が暗くなったことを知ります。メラトニンの分泌量は日が暮れるにつれて増え、午前2時頃がピークで、この頃に一番深い眠りに落ちやすいのです。寝る前に部屋を暗くしておくと、メラトニンの分泌量が増えて眠りやすくなります。夜が明けて日光がさすにつれてメラトニンは減少し、覚醒に近づきます。
年齢と共にメラトニンの分泌量は減り、70歳を超えると、夜になっても昼間と同じくらいしか分泌されません。そのため高齢者は夜中に何度も目が覚めてしまい、朝も早く目覚めてしまうのです。
メラトニンは体内で作られるホルモンなので、朝明るくなると起き、夜暗くなると寝るという通常の生活サイクルをおくっている限りは、それほど不足することはありません。ただし高齢者でよく眠れないという人や、昼夜逆転の生活を送っている人、不眠症の人は、サプリメントなどでメラトニンを摂取すると、快眠しやすくなります。
スポンサードリンク