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眠気の基礎知識

睡眠の役割

人にはなぜ睡眠が必要か、ということについては、たくさんの理由が考えられています。

まず第一には、心身と脳の休息のためです。睡眠をとることによって、脳は休息すると同時にその日一日の情報を整理し、必要なものは記憶として記録します。と同時に脳自体の疲労を回復して、機能を調整し、翌日からまた正常な指令を全身に送ることができます。

睡眠不足になると、脳が疲労を回復できず、正常な指令ができなくなるのです。そのために感情のコントロールがきかなくなったり、頭痛や全身のだるさ、集中力の欠如といった身体の弊害もでてきます。

また睡眠中は、細胞を再生・修復し新陳代謝を促す、成長ホルモンが分泌されます。特に眠りに落ちてからの3時間程度の間に、集中的に分泌されると言われています。成長ホルモンは子どもだけではなく、大人にも必要です。不足すると新陳代謝がうまくいかなくなり、老廃物が溜まって、肌のターンオーバーや血流にも影響を及ぼします。女性が睡眠不足になると肌が荒れ、化粧のりが悪くなるのはこのためです。目の回りにくまができるのも、血流が滞っているためです。

睡眠で体を休息させることによって、ストレスも解消され、活性酸素などの有害物質が減ることで免疫力も高まります。風邪などの病気にかかったら、まず寝るのが一番というのは昔から言われていることです。逆に睡眠不足の時は免疫力が低下しているので、さまざまな病気にかかりやすくなるのです。

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