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眠気の基礎知識

睡眠のリズム

夜眠くなり朝目覚めるという睡眠のリズムは、心身の疲労を睡眠で回復しようという「睡眠欲求」と、体のサイクルをつかさどる体内時計が目覚める指令を出す「覚醒力」のバランスで生まれます。ですから、仕事や運動などで身体の疲労が激しいときは「睡眠欲求」の方が強くなり、長時間の睡眠を必要とすることになるのです。

また睡眠そのものにもリズムがあります。人間の睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」という、2つの質の違う睡眠状態で構成されています。ノンレム睡眠とは、大脳まで休める深い睡眠で、少しぐらいの物音や刺激では目を覚ましません。

レム睡眠は、身体が眠っているのに脳は起きているという、浅い睡眠の状態です。脳が起きて記憶を整理しているため、この間に夢を見ると言われています。「レム」とは急速眼球運動(Rapid Eye Movement)の略で、レム睡眠の間は閉じたまぶたの下で眼球が小刻みに動いていることからこう呼ばれます。

通常、眠りに入ると1時間程度で深いノンレム睡眠になり、約90分周期でノンレム睡眠とレム睡眠が繰り返されます。そして、朝に剥けて徐々にノンレム睡眠の時間が短くなり、レム睡眠の時間が長くなって、浅い睡眠状態に進んでいきます。朝方に夢を見ることが多いのはこのためです。

効率的に心身と脳を休めるには、ノンレム睡眠の時間を多くすることが必要です。そして睡眠が浅くなったレム睡眠のところで目が覚めると、すっきり起きられると言われています。心地よく目覚めるには、寝る時間からノンレム睡眠とレム睡眠の周期である90分の倍数である6時間後、7時間半後に目覚まし時計をかけておくとよいのです。

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